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日記10/13~10/19

10月13日(火)

朝からヒッチコックを見る。

ドトールで気を使う原稿を書く。校正は明日に回す 一晩寝かせるのがコツ。

気晴らしに見取り図が出てくるコラムを読む。見取り図でアガるのは設計士の父の血か、単なるミステリ好きの血か。

父は最近、客の要望通りに「傾斜30度のスロープ」の図面を作って笑っていた。バリア。人が死ぬ。

自然科学の講義を一コマ受ける。おもしろい。

ディクスン・カー『火刑法廷』を読む。久しぶりに飲むホットミルクが美味しい。250ページほど読んだところで本と時間のキリがいいので寝る。

寝付けず。電気を消した部屋で10年前のボカロを聴き漁る。寂寥感。

 

10月14日(水)

朝はのんびり本を読んで、日記のトピックのために散歩へ。俺が書いてる日記なのに、日記に主導権を奪われている。

帰宅しゴロゴロする。両親と軽く出かけることに。

f:id:Miyabi717:20201019193228j:imageウシの椅子。座り心地わろし。

f:id:Miyabi717:20201019193248j:imageガチャガチャのぬりかべ。明後日に人と会う予定があるのでその人に渡すことにする。「目元が少し似ている」と言ったら怒られるだろうか。

餃子の皮でピザを作る。皮のパリパリ感のうまさはホンモノ超え。

『火刑法廷』を読み終える。長いが面白かった。エピローグのために長い?

短編集を読む。一編ずつ読めるので短編集大好き。

以前から気になっていた『ザ・ボーイズ』を見る。「これは…!」というものだったので、先輩にオススメしたい。

寝る。

 

10月15日(木)

8時に起床。ホットケーキを食べる。生地を途中で追加するのが分厚く焼くコツ。

授業の予習をする。

午後は切らした化粧水を買うため無印良品へ。「しっとり」から「高保湿タイプ」へ鞍替え。言葉で違いはわからない。

ムーミンの小説を買うか悩み、また今度にする。

帰宅。『九マイルは遠すぎる』を読む。ツボの話が好き。

夕飯に味噌煮込みうどんを食べた。暑いのか寒いのかよくわからん季節が食べ物で固定された。

北村薫『六の宮の姫君』を170ページ読む。時間の話が刺さる。

寝る。

 

10月16日(金)

7時に起床。諸々済ませる。

コンタクトを入れてヒゲを剃る。服に多少気を使う

電車で『六の宮の姫君』を読む。あいにく電車の方が読了より早かった。

大学で化学実験をする。尿素樹脂を固めて、ナイロンを生成した。ペアの一年生の悩みを聞きながら、隙間にサークル勧誘を差し返す。

正午に講義を終え、先輩とカレーを食べた。漫画や映画や本の話をする。もう卒業した先輩の口癖の話もする。

ぬりかべのスーパーボールを見せると心底嫌そうな顔をされたので、ラブカのキーホルダーを押し付けた。『サメガチャ』で出たのできっとサメ。

本を読み切る。先輩に「勉強か読書、どっちの面白さなのか判別がつかない」と言ったら「学術的面白さだよ」と言われて膝を打つ。

帰宅。家の鍵を忘れたので裏手に座り込む。

手がかじかんで本が読めない。壁を貫通するWi-Fiで時間を潰す。

蚊に左手の中指を刺された。蚊!?

17時半ごろ、帰宅した母親に救出される。助かった、寒さより通行人に見られる方が嫌だった。

ゆず酒を飲む。多少フワる。

今夜はマンガを読む日に。『呪術廻戦』、パンダがよい。

寝る。

 

10月18日(日)

昨日の分を忘れたので2倍書く。

早起きしてモツ煮を食べる。今一番キテる食べ物、もつ煮。

気温に合った服を選ぶ。一歩外に出て正解を確信。

駅に着いてから、洗面所の時計が15分進んでいたことに気づいた。5分前集合と足して20分前に着くので、少し足を伸ばして映画館のトイレを借りる。

『鬼滅の刃』が五分間隔で上映されていた。映画館復興のため、たんじろう頑張れー、おにまけろー。

リアル脱出ゲームに初参加。楽しかった。

のんびりと喋る。「こういうことを話そう」みたいなことを毎回考えて、一つも話せずに終わる日々だったが、今日は完遂できた。思い出せたのはロスタイムだったが。

レモンザメのキーホルダーを渡す。こちらも完遂。広がり消えないサメの輪。

帰宅、飯、風呂。

どうしてもコーラが飲みたくなり近所の自販機へ。f:id:Miyabi717:20201019193702j:image夜道に輝く自販機、不気味でもあり安心感もあり。「誘蛾灯」というくだらないギャグを考える。

コーラ、うま。盛大にゲップをかますのが美味しく飲むコツ。

今日は思いがけずキリンの話ができたのでいい日だった。寝る。

 

10月19日(月)

8時に起きる。今日は、月曜日。

最近冷え込むのでモコモコの靴下を買ってみたらクオリティ・オブ・ライフがウナギった。モコモコの靴下は革命。気づくのが遅かった。

授業の隙間に銀行へ。クレカの引き落とし額に千円足りなかったようで。

銀行にもモコモコで来てしまった。気づくのが遅かった。ズボンをちょっと下げてくるぶしを隠す。

あんみつを食べながらゼミへ。お茶を飲んで一服していたら教授に当てられてびっくりした。

Zoomの背景に本棚が映っていた人と話せた。俺も来週までに本棚を移動しよう、背景に本棚が映っていた方がカッコいいから。

 

 

「日記が良かった」という理由でカニをもらった人のブログを読んだ。俺も「日記が良かった」という理由でカニをいただきたい。良く書かないように頑張ったし。

なんだかんだ忙しい日々が続いている。日記、続けたい。

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便所 夏蝉 バグバグバグ

昨年に引き続きお盆を湖畔のキャンプ場で過ごした

今年も色々あったが、カマドウマ君との戦いについて書き残す。それは永遠のような、実際には30分も経っていないのだろうが、しかして歴史に残すべき戦いであった。

 

「今夜、日付が変わったくらいに帰ります」

カルボナーラをおかずに白米を食らう奇怪な昼食を口に運びながら私はそう言った。

八月某日。山梨県本栖町本栖湖は降り注ぐ太陽光線に照らされ、客足を遠ざけないギリギリの気温を保っていた。

「おう。じゃあその時間まであそこのバンガロー使って寝ていいぞ」

御年70歳、私の父の代から管理人を続けるボスは漬物をぽりぽりと齧りながら

 

普通に書く。

目が醒めるほどのブルーカラー、ゴリゴリの肉体労働によりぐちゃぐちゃのベチャベチャになった身体にまとわり付いた汗を熱いシャワーでふりほどいて涼しい夜風を浴びながら三ツ矢サイダーの缶をプシュッと鳴らしてくいと呷って「ああこれが俗世間の人類が口にするところの”ととのう”なんだな」と心地よい疲労を噛み締めて、私はくだらない思考を払いのけるために寝ることにした。俺は頭がいいので、お盆最終日の夕方に高速道路を走るなんてバカなことはしない。俺は若く体力があるので、深夜になるのを待ってから家に帰ることにした。

寝泊まりしていた八畳ほどのバンガローと布団の類はすでに返却してまったので、代わりの部屋に寝袋と少量の荷物を持ち込んだ。

 

問題発生。電気のスイッチが見当たらないのだ。電球に繋がるヒモを引っ張れど電気が点かない。

「まあたかだが数時間寝るだけだしいいか」と思って真剣に探さなかった。後にして思えばこれが最大の判断ミスだった。

 

歯を磨きながら夜の湖を眺める。どんなに高級なスピーカーでも出せない波の音も聴こえる。ビックリするほど最高だ。

ちょっと帰りたくないかもしれない、などと思いながら歯磨き粉をペッと吐き出して口をゆすぐ。

部屋に戻り、畳の上に布団を敷いて潜り込んで目を閉じる。と言っても、暑いので潜り込ませたのはつま先だけだ。

 

 

物音がした。気のせいだろう。

物音がした。気のせいではない。

しかし、ここでの生活は朝に瞼を開けて一番に飛び込んでくるものが顔の横を往来するアルゼンチンチンアリやハエというものだったので、今回もそんな感じだろうし目を開くほどの出来事ではないなと判断する。

「ミシ…」畳を踏みしめる音がした。虫も畳踏みしめるんだなー、と考える。そんなわけないのできっと家鳴りだろう。

「ミシ…」音が近づいてきた。これは明確に家鳴りではない。

この段階で私の頭を支配していたものは「オバケ」の三文字である。アルファベットにするとOBK。

オバケだったらどのみち無理なので、もはや意地で目はひらかない。

手の先に何かが触れた。気のせい気のせい。

二の腕に何かが触れた。私と「何か」の接点は五つ 人間の指の数は、いや気のせい気のせい。

肩に手が置かれた。もう無理。

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巨大な虫である。全長10cmほどの虫が、暗闇の中でもハッキリと認識できるカラスの濡れ羽色に輝く立派な脚を携えて私の肩にどしんと、「ちょこん」なんてかわいいものじゃなく「どしん」と乗ってコンニチハしていた。

学名ベンジョコオロギ、通称カマドウマ(竃馬)。

虫の重量を感じたことはあるだろうか。夜中に一人で、確かな重量を伴う巨大なカマドウマを肩に乗せたことはあるだろうか?ピカチュウではなく巨大なカマドウマだったら一ヶ月で打ち切られたこと間違いなしである。

人間は真に驚くと声も出ないらしいが、あの時の私は声が消える境界線上にいたのだろう。「ヴェッッッッッッ」という悲鳴が少量だけ出た。

カマちゃんもビックリしたのだろう、私の肩を踏み台にみょーんと跳び上がり、部屋の奥の方に消えていった。

ここからの私の行動は今考えると相当にキモい。なんと何事もなかったように布団に戻ったのだ。おそらく、人間としての大事な何かが崩壊して正常な判断が不可能だったのだろう。

目を閉じるも眠れるハズがない。しかし意外にも平穏な時間は続いた、1分くらい。

枕元で音がした。もう、気のせいじゃないことは知っている。ガバッと起きてペンライトでえいやっと照らす。

 

いた。

 

カマちゃんがありのままの姿で、懸命に畳の上を歩いていた。

が、ここであることに気づく。カマちゃんの向かう先で、押入れが巨大な口を開けて待ち構えているではないか。

頑張れ!カマちゃん頑張れ!!気分はさながらスポーツ観戦である。ライブ感しかない。

行け!!!もう少し!!!あとちょっと!!!!頑張れ!!!

入った!!!!ゴーーーーーーーーール!!!!うおおおおおおお!!!!!

 

バン!!!!と勢いよく襖を閉じる。やったーーー!!!!!

安心して布団に潜る。今度は手足もスッポリと。暑いが仕方ない、背に腹は変えられない。

ときおり襖をカリカリと引っ掻く最悪な音がするが、あくびがようやく出てきたので勝利は近い。

 

あと5分ほどで眠れるな、というその時。

気配を感じた、感じてしまった。

身体を起こしてライトで部屋を照らし見る。部屋の隅にある鏡台、その鏡の裏が怪しい。

うっかり踏んだら泣いちゃうので足元に用心しながら近付き、上から覗き込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イッパイいた。

 

 

 

 

 

 

 

泣きたい。

虫は好きだ。人間より虫の方が好きかもしれないくらいには虫のこと好きだ。

さすがに、あれは、無理。

カマちゃんベンちゃんの楽園を目にした私はもう全てを諦めて荷物をまとめることにした。入ってきたのは私だ。出ていくべきは私だ。

完全に死んだ表情筋を顔面にぶら下げ、愛車に荷物を運び込んでドアを施錠する。私と一緒に車内に乗り込んだハエを一撃で仕留める。死ね虫ケラが。

 

もう寝ることは諦めていたが、このあと車を運転することを考えると身体は休めねばならない。目を閉じて時が経つのを待つ。幸い、根気には自信がある

一時間が経ったころ、時計を確認。17分しか経ってねえ。ボケ。

道路交通情報を確認。いける。

そう判断し、車のエンジンを掛けた。深夜の樹海にビビってた頃が懐かしい。全然怖くねえもん。

が、一応『全力少年』を大音量で流した。Bigbangのボーカルがライブで歌ってるやつ。あの頃の僕はきっと全力で少年だった。

 

 

家に到着したのは草木も眠たい深夜一時過ぎであった。そんな時間にも関わらずお風呂を沸かして出迎えてくれたママドウマには感謝が尽きない。

湯上りさっぱり、フカフカの布団に潜り込む。これよ、この安心感よ。

 

 

目を閉じたそのとき、私は気付いた。たまらなくウルサイ。

 

 

バグはどうやら頭を蝕んだらしい。

朝食のパンにバターを塗っている時、本を読んでいる時。

ふとした瞬間に鼓膜が羽音を捉える。網膜が影を捕まえる。腕が重量を感知する。

遊園地に行った日の布団は魔法の絨毯のように飛び回るが、それとは影響の正負が違う。

 

バグは蝶のように気まぐれに飛来し、蜂のようにバチバチと私の五感を揺らす。

 

バグは鳴り止まない。

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アフリカのことわざ

ことわざって面白くないですか?「暖簾に腕押し」「糠に釘」のように分ける意味を感じないものから「二度ある事は三度ある」「三度目の正直」のように真反対の意味を持つものが同時に存在している。そんないい加減なものなのに、引用すると意外と誤魔化せる場合が多い。

窮地に陥った人間が「ほら、○○は○○から〜って言うじゃん!?」みたいな感じで名言を引用するように作って増えてきたのだろうか。そうだとしたら自分で作っても間違いではないはずだ。

ゼロから作るのは難しいので、「人間の魂はアフリカに還る」に基づき、まずはアフリカのことわざを学ぶ。

 

学んだ。以下、判明したこと。

・高確率でサバンナに住む動物が登場する

ex)「シマウマを追っても必ず捕まえられるわけではないけれど、捕まえた者は追っていた者」「サイの角のように、ただ独り歩め」

・獰猛な獣が登場することわざは諦念を孕む

ex)「丸太がどんなに長く水につかっていても、決してワニにはならない」「バッファローに追われて木のてっぺんに登るはめになったら景色を楽しみなさい

・観測出来る最小の生物は「シラミ」、最大は「ゾウ」

ex)「一度の強打ではシラミを完全に殺せない」「ゾウたちが戦えば、苦しむのは草たち」

・人工物は皆無、反対に自然物は数多く登場するが最頻は「バオバブの木」

ex)「英知とはバオバブの木。誰も一人でそれを抱き締めきれない」「バオバブの木を揺らす人は自分しか揺らせない」

・場所がわからない

ex)「ウングジャ島にあるならば、ペンバ島にもある」「ニジェール川でさえ、島を避けて流れる」

・最頻の果物は「バナナ」

ex)「ツイてないときは熟したバナナさえ貴方の歯を引っこ抜いてしまう」「全てのものには終わりがある。ただし、バナナにはそれが二つある」

・美しい

ex)「鳥が鳴くと、人々はその意味を語り出す」「太陽は跪いている者より立っている者を先に照らす」「落ち葉は、落ちる以外何もできない。しかし、朽ちて堆肥となれる」

・説教が等身大

ex)「人に服装を相談する前に、その人が着ている服を見なさい」「貴方の小さなトゲのごとき嘘でも、槍の大きさに育ち、貴方を殺す」

・「1+1=2」式の、哲学の基礎的問答と同系統の仕組みを持つ

ex)「行く手について知りたければ、向こうから来る人に訊けばよい」

 

総じて素晴らしいものが多い。模倣する。

「ワニはその歯を常に持ち歩く」

「バオバブの木にバナナは実らない」

「ガボンの歴史を知らなくても、そこで息を吸うことは出来る」

「肉の旨さに最初に気付いた者は、最初に肉を口にした者である」

デッドコピー。美しさ、そして何より「気付き」に欠ける。

エッセンスだけを詰めた「アフリカのことわざ」ランダム生成マシンを作った。結果が9264億通りと、世界人口の軽く100倍ありますが5分で飽きる。

アフリカのことわざ曰く「山と山は会うことができないが、人と人は会うことができる」です。

貴方が心を委ねられる言葉なら、たとえランダムでもニセモノでも、嘘ではないのかもしれません。f:id:Miyabi717:20200809192937j:plain

 

#tanka

短歌。五・七・五・七・七、計31字の小さな歌。

#tankaで検索をかけると、たくさんの素敵な短歌と出会える。俳句と短歌の違いは季語の要・不要と文字数と句切りの自由度。マス目のノートと罫線のノートみたいなもんだろうか。

 

まあこれも短歌ではある。

節をつけて、想像力を働かせて読むと楽しめるかもしれない。

 

 

 

不謹慎 あこがれ募る あの神輿

みんなに心配してもらえるし

#tanka

 

 

 

 

 

 

焼き過ぎた罰は黒くて苦い味

ペッと吐き出しトングを鳴らす

#tanka

 

 

 

 

 

 

あかい夢 ヒゲは笑って夜は無限

「いい子で過ごせよ また会うために」

#santa

 

 

 

 

 

 

一段目 千里も空も一歩ずつ

肘がぶつかり勝負はあいこ

#jenga

 

 

 

 

 

 

コードレス信用出来ぬがこれだけは…

音楽のため断てよ快刀

#ranma

 

 

 

 

 

 

白と黒 もうわかったね?笹のくま

十四字余す 短歌ならでは

#panda

 

 

 

 

 

 

ガラス越し 闇を羽ばたく海の蝶

できればちょっとさわってみたい

#manta

 

 

 

 

 

 

「道暗く一寸先はパルプンテ」

志賀直哉だってそう言っていた

#anya

 

 

 

 

 

 

ニガいとこ オトナに近づく第一歩

やっぱ酸っぱい蜜柑ください

#sanma

 

 

 

 

 

 

幽霊の正体見たり枯れ尾花

未だ見えぬは影の正体

#gengar

 

 

 

 

 

 

共通点見つけて右に指はらい

今のおそろは左の指に

#tinder

 

 

 

 

 

 

ベ、なのか それかヴェなのか知らないが

むらさきだからそれでいいかな

#lavender

 

 

 

 

 

 

サヨナラだ 愛はさながら紙っぺら

明日にはもう次の子が来る

#calendar

 

 

 

 

 

 

笑ってた ワケも知らないお前らが

二度繰り返す意味は「警告」

#janga

 

 

 

 

 

 

 


ハライチが M-1出るの 「違う」よな

10代最後の夜

過ぎてしまった事をあまり覚えている方ではない。過去の出来事を挙げられても「そんな事あったかな」と首を傾げる事が多い。

しかし、その空間に居た複数人が見聞きしていたはずなのに、どうやら俺だけが鮮明な記憶を保っているらしい出来事もあって、例えば今自分に向かって話している相手の名前は思い出せないのに、彼女が後期中間試験の日本史で84点を取ってなお暗い表情だったことなどである。いつか忘れてしまうことと、いつまでも覚えていることの境界線とは不思議で意識の及ばないものである。

記憶と向き合うと、文化祭や体育祭などの大きな出来事はそれなりのスペースを占めているのだが、注意して見るとそれは題名ばかりが強調された精彩に欠ける絵であり、実際に額縁の内側にあるものは文化祭当日の朝に準備を抜け出して飲んだカルピスの味と嵐の前の静けさに揺れる食堂の景色である。

 

今日は十代最後の日であるが、大きなタイトルの割に特筆事項は少ない。なんの記憶にも残らない1日だった気がする。もっとも、その答えがわかるのは十年後、二十年後のことだが。

「人生80年、夏は80回」というキャッチコピーがある。実際は20回くらいなんじゃねえかなという疑問は他所に追いやり、ティーンエイジャーは一度きりである。今日出来なかったことは一生出来ないから、と思い立ちキーボードを乱打している。

 

明日から私は二十歳になる。まだ実感はないし、しばらくないままで過ごすのだろう。アンケートの年齢記入欄で「10代男性」に丸を付けないように気を付けねばならない。

当たり前のことだが、次に十の位が変わる時は30歳だ。意味を考えたら実感が遠ざかった。

二十代と言ったら立派な大人である。定期券の残高は常に5ケタだろうし、降水確率が50%の日には傘を持ち歩けるようになる。50%って降るか降らんかわからんってことだろ、とか言っているうちはまだまだチャイルドだ。

 

今日は映画館で『千と千尋の神隠し』を観た。映画館で初見を迎える幸福があったので、19年と36X日、観ないで過ごしても良かったなと思う。

どこに何を思うかは人それぞれ千差万別だが、私はゼニーバの「いい名前だね。大切にしな!」というセリフが好きだった。

映画を観た後は巨大な本屋に足を運んだ。入り口の台に平積みされた『おしいれのぼうけん』に目が吸い寄せられてしまい、いけないことだとわかってはいたが手に取って立ち読みしてしまった。たぶん未成年者保護法とかで守られてるから平気だと思う。消費期限、今日までだけど。

 

この記事を書く直前、北海道で暮らす小学校からの親友に本を送った。四月に誕生日を迎えた彼への遅すぎる誕生日プレゼントのつもりだ。「四月生まれは仲良くない人からもとりあえずでプレゼントを貰うからめんどくさい」と愚痴っていた女の子は元気だろうか。

余談だが北海道に移住した彼は東京で雪が降ったと言うと「ふーん…」と意味ありげな北から目線を送るようになり、大晦日に会った時は信じられないほどの薄着をしていた。ウザかったがお情けで聞いてやると「うん…まあ実際耐性が付くんだよ…わざとじゃないから許して…」と辛そうな顔で言うのでお互いにいたたまれなくなった。

かつて盲腸を患った心優しい彼の胃は着実に削られており、そろそろ穴が空く頃と思われる。

 

Twitterでトンチンカンな事しか呟かないのだが、通知欄に中高の友人が現れるとちょっと嬉しくなる。こっちは元気よ〜そっちも元気ならそれでいいや〜くらいの気持ちでスマホに手振ってる。

明日以降はオンライン飲み会に誘ってくれる人間が居るだろう、おそらくきっとそうに違いないたぶん。

 

23時45分になったらコンビニに向かって、0時過ぎたらお酒買うアレ、やる。

今この文章を打っている、この記事に居る私が、十代最後の私です。

食えそうな言葉

言葉も茹でると美味いかもしれない。

 

・ゲシュタルト

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ゲシュタルト心理学の基本概念。全体を個々の集合ではなく、ひとまとまりとしてとらえた対象の姿。

「ゲッシュ」という果実のタルト。切り分ければ簡単にゲシュタルト崩壊。

 

・スッピン

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化粧をしていない状態。素顔でも美人、の意味もある。

酸味がありそうですね。

余談ですが「スッピン」のフリー素材を探していたら、オススメに「右利きのロブスター」が出てきました。

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右利きのロブスター

 

・マシ・オカ

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マシ・オカは渋谷区出身の俳優。主な活動場所はアメリカ合衆国。

日本が誇るハリウッドスターも温泉まんじゅうに。画質荒っ。

 

・多項式

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「+」または「-」の記号によって二つ以上の項を結びつけた整式。

イカにタコを感じますね。画質が良すぎる。

 

・グランプリ

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フランス語で「大賞」、grand(大きい、最高の)prix(賞)。

エビグラタンにするか迷いましたが、プリプリでエビを連想するのは三流のすることなのでやめました(プロの表現は「ぶりんぶりん」)。

 

・アゼルバイジャン

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アジアとヨーロッパにまたがるコーカサス山脈とカスピ海に囲まれている国。首都はバクー。

ジャンは辛そうな音ですね。

 

ラストが一番安易ですね。意外性のあるものを書けるように精進します。

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R.I.P

姉が帰ってこない

姉が家に帰ってこないのだ。

 

私より3歳上の姉はそれはもう自分勝手かつ不器用な単純バカ、くだらない部分に異常な執着を見せる人間である。例えば、家を空けるときはどんな短時間であろうと鍵は必ず上下施錠するし、友達から貰ったプレゼントがいかに邪魔になろうと決して捨てなかった。

めちゃくちゃバカなのかなと何度も思ったが、不思議なことに姉の成績は常に学年一位だった。めっちゃバカなのに。

早寝遅起きの最低な生活習慣をモットーとし、眠る際に消し忘れた電灯が朝まで煌々と輝き続けた夜は星の数より多い。朝一番に怒られる姉が不憫で気付いた時はこっそり消してやったのだが、そのうち廊下で寝るようになったので無視することにした。曰く「廊下で寝れば途中で起きられるから」とのこと やっぱりめっちゃバカなんやと思う。

料理の腕に関しても壊滅的で、キムチと米と卵のみでマズいチャーハンを作ったこともある。逆にどうやったんだろう。

 

この春、私は晴れて大学二年生に進級した。二足す三引く四は一。数式の表す通りごく当然の結果として姉は社会人となった。

現場職の姉は幸運にも疫病がまだ流行らぬ地方に勤務となり、国内でもっとも遠いような部屋で一人、暮らしている。

寂しいのだろうか、「今日の夕飯何〜?」とLINEを送ってきたこともあった。聞いたってなんの意味もないのに。

 

私たちはなんだかんだ仲良し姉弟で、二人で映画館に車を走らせレイトショーを楽しんだ夜が何度もあった。これは隠されたこの世の真理なのだが、映画の高揚感で胸を満たして車を駆る帰り道より完璧なものは存在しない。感想を言い合う相手が隣に座っていれば尚更である。

 

最近気付いたことなのだが姉が家に帰ってこない。零時を過ぎようが、月が巡ろうが。不思議だ。

 

 

 

 

今週のお題「会いたい人」

ジャルジャル『煩悩ネタ108本ライブ』レビュー

お笑いコンビジャルジャルが行った『大晦日 煩悩ネタ108本ライブ』で披露された108本のコント、その全てが先日YouTubeにアップロードされた。視聴しながら5点満点でレビューしていく。

 

1.一服

評価:3.0

揺らぐ「一服」の概念。くだらない言葉遊びで彼らの右に出る芸人はいない。空前絶後、耳にすることはないであろうツッコミの文句が小気味よい。

 

2.本名、ふざけてると思われる奴

評価:4.0

「ゴウ ヒロミチ」なる人物の苦悩を描いた一幕。不意に背後から刺されるようなオチが見事。

 

3.声の周波数で離れたら英語に聞こえる奴

評価:3.0

なかなかチューニングが合わず、行ったり来たりする表現がお上手。ピタリと合う瞬間の気持ちよさは一種の可笑しみを伴う。

 

4.ちょけた出しもんして後悔する奴

評価:4.0

お手軽共感性羞恥。静まり返る体育館の様子が手に取るようにわかる。二人の演技力の高さが光る代表的コント。

 

5.体操走りな奴

評価:3.5

ふとした場面に顔を覗かせるクセ。役者側は大真面目な点が笑いを誘う。

惜しげなくアピールされる福徳の腕が妙に逞しいのもコミカルさとリアリティの演出に貢献している。

 

6.軽い知り合いにチューしてるとこ見られる奴

評価:3.5

恥の逆U字曲線の頂点に位置する「軽い知り合い」という定義のちょうどよさ。たった50秒に過ぎない一幕だが、その場に流れる空気感まで醸し出すのは流石の一言。

 

7.あだ名コロコロ変わる奴

評価:2.5

どこかでは起きていそうな「あるある」ネタ。彼らの漫才の売りは”くどさ”にある。が、これは如何せん冗長でオチもインパクトに欠ける。

 

8.フィリピンの数学者のチャタライって奴

評価:3.0

言葉の通じない相手とのコミュニケーションの難しさを笑いに変換したコント。福徳演じる「チャタライ」が口を開くだけで面白い。意味不明な言語で上映される想像と破壊。「なんだったんでしょうね今日の授業はね」に全てが詰まっている。

 

9.落語であってくれと願う奴

評価:4.5

どうか虚構であってくれ、と願う場面なんて悪夢の只中くらいだろう。しかもこれは現実からだ。短くも、くどい。素晴らしい。

 

10.警備員の声、聞こえへん奴

評価:1.0

短いのは好印象だが結構つまらない。最後だけ左ハンドルになっているのが唯一面白いポイント。

 

11.幻想的なライブする奴

評価:1.5

カツラ、ズレてる奴。

 

12.男なのに、女子バレー部の試合呼ばれた奴

評価:4.0

下手なホラー映画より怖い。理解不能もここまで突き詰めると面白い…とはならず、ただただ純粋な恐怖を感じる。狂気。

 

13.うっすら寒いから会社休む奴

評価:4.0

連続する不条理ネタ。怖い、あまりにも怖い。でもいいじゃないか。「うっすら寒いから」が何らかの理由になる世界があっても。

 

14.雑談から漫才したい奴

評価:5.0

めちゃくちゃ面白い。劇中劇ならぬ「芸中芸」とでも呼ぼうか、キャスケットの二人が繰り広げる漫才の終わりは「雑談から漫才したい奴」の終わりでもある。雑談から漫才をしたいと切望するキャスケットの二人は、一つ外の輪っかで見ると「雑談そのもの」で漫才をしているのだ。入れ子構造であり二重構造。パーペキな8分間。

 

15.ど忘れした奴

評価:3.0

「キキの塊で出てきた」。めっちゃくだらないけど好き。

 

16.うんこのシミ、わざわざ報告する奴

評価:3.5

気持ち悪い。他の要素がキモすぎて「うんこのシミ」がどうでもよく思えるから不思議だ。わざわざ報告しに来んなよ。

 

17.カバはカバと思ってる奴
 評価:3.5

初見は爆笑したネタ。カバになるとワードが強くなる。他の動物には優しいところを見ると、やっぱりカバと何かあったのだろう。

 

18.すごい展開に「えー!」と言う奴

評価:2.5

くどい。サイレン。音程の変化で笑ってしまった。悔しい。ちくしょう。

 

19.バックヤードでリセットされる奴

評価:3.5

くどく、予想を裏切らないが、面白い。希釈した『一週間フレンズ』。おそらくそんなことはない。

 

20.軽い知り合いに立ち小便してるとこ見られる奴

評価:3.0

一発ネタ。演技力がよい。短さもよい。助かる。

 

21.拾った財布にサインする舞台俳優な奴

評価:3.5

アイデア賞。「仮にめっちゃ有名だとしてもアウト」が本当にその通り。このコンビは特殊な状況下でのリアリティの演出が巧みで面白い。よさが表れた一本。

 

22.密着OK、カメラNGな奴

評価:2.0

この世のどこかで起きていそうな一幕。「忘れられへんわ今の瞬間」が耳について離れない。それ一辺倒で押すには少し長い。

 

23.軽い知り合いにゲップしてるとこ見られる奴

評価:3.5

空気感がちょうどいいあるあるネタ。ノンバーバルの表現がことごとく上手い。

 

24.綱引きで負けて、そのままタクシーで帰る奴

評価:3.0

丁寧な前フリからの失敗。古典芸能。舞台に戻ってこないのがよい。

 

25.アルファベット読まれへん奴

評価:2.5

もどかしくて面白い。その表現で尺が間延びするのは仕方がないところ。

 

26.脚本家って言えへん奴

評価:3.5

「しりとり」のネタを彷彿とさせるネタ。くどくて面白い。人生何があるかわからないが、ギャンブルとタバコには無縁でゆきたい。

 

27.フォレに楽屋訪問する奴

評価:4.5

身分の高いお嬢様が散々嫌がった末に口に運んだ平民の食事が意外と美味しかった反応を見たような、そこはかとなく得意な気持ちになるから不思議。最後の「行こうか!」が妙に爽やかでよい。内容サイテーなのに。

 

28.無理矢理変なことさせる奴

評価:3.5

「瓢箪から駒」「口は災いの元」「覆水盆に返らず」。めちゃめちゃ目が澄んだ坊主、たまにいる。

 

29.こっそり坊ちゃんをビンタする執事な奴

評価:3.5

こっそりと言いつつ何回もやる。ちょっとドス利かせるのがよい。

 

30.コントと現実の違い見せる奴

評価:3.0

めちゃめちゃメタい。飽きが来ないように時々メタを取り入れるのは悪くないが、もうちょっと工夫が欲しかった。

 

31.若ハゲサンキューな奴

評価:4.0

テンポよく進む漫才。芸人の安さ。ここまで言われると少しかわいそうだ。頑張れおじいちゃん。

こういうスタンダードもできるのでジャルジャルは飽きない。

 

32.嘘つき通す奴

評価:4.5

大好き。一点突破を試みる男。ピザ屋バージョンも好き。

 

33.対処はやい奴

評価:3.0

「対処はや」の一言だけでやり遂げるコント。昼間の顔は銀行職員、彼の裏の顔が気になる。

 

34.男子高校生のくせに演歌を作って歌う奴

評価:3.5

それっぽい歌を作って歌うのがこれほど上手い奴は他にいない。「星はしご」「干しハシゴ」どちらでもいいが、それっぽくて偽物だ。たまらない。

 

35.めっちゃ練習する奴
 評価:XXX

事故。スタッフさんお疲れ様です。

オチのためだけにあるネタ。フィニッシングストローク。事故のおかげで面白さが倍増。タッチワゴンに幸あれ。

 

36.服でっか、声ちっさな奴

評価:5.0

過不足ナシ。マジでこんだけ。最高に面白い。これが面白いことが面白い。

 

37.司会者のくせに全然しゃべらない奴

評価:3.5

顔芸。トークというより壁打ちに近い。絶妙な「嫌さ」をうまく突いている。

 

38.ハズレの先生が担任になった奴

評価:5.0

ジャルジャルチャンネルの代表的コント『神保マオ』が超絶パワーアップを経て帰ってきた。この世にあまねく教師の「ちょっと嫌なところ」を寄せ集めて煮詰めると彼になる。坊主よりおやすみメールの方が嫌。

 

39.怒り分散させる奴

評価:4.0

アイデアがよい。穴がたくさんあったほうが水抜きも早い。綺麗事で諭すよりいいかもしれない。

 

40.ちびっこ相撲をやってたせいで怒鳴られる奴

評価:3.5

過去が追ってきた。が、これは予想外だろう。最後投げ飛ばしたりしないのがいいですね。なさそうでありそうな一幕。

 

41.最終日にウィー!!っていう奴

評価:4.0

最後の「ウィーーーーーーー!!!!!」で歌詞全部忘れた。砂浜に書いた絵みたいな歌ばっか作りやがる。

 

42.一応、人命救助した奴

評価:4.0

本当に「一応」だった。何らかの罪には問えるレベル。妙にふてぶてしいのが腹たちますね。

 

43.怒鳴り返されたん気付かん奴
評価:3.5

殴りながらの謝罪。かくれんぼで鬼に石投げるタイプ。最後はスカす知能プレイ。

 

44.鮎に屁を嗅がせる奴
評価:2.0

怖すぎる。

 

45.男子高校生のくせにアイドル目線の歌を作って歌う奴

評価:2.5

女が男目線を歌うのは許されるのに。80年代アイドルのアルバムに紛れててギリギリセーフくらいの曲。タンバリン打ちながら歌ってそう。

 

46.会議の日間違えて怒鳴られる奴

評価:1.0

垣根を超えるなら意外性が欲しかった。セルフ二番煎じ。

 

47.オキンタマデカ男って奴

評価:3.5

くだらなくてよい。出たとこ勝負に強い人材と言えなくもない。「オキンタマデカ男」のような度胸とトーク力が今の日本人には必要なのではないか、なんつって。

 

48.言語覚える天才な奴

評価:3.0

マルチリンガルは脳の構造が単言語話者とはまるで別物らしい。これも強調こそされているが、どこかで存在し得る話だろう。言葉が通じる分、話は通じないのイラつきますね。

 

49.肛門開いた奴

評価:2.5

痛みはいつも唐突に。無警戒でやらかす、リアルな嫌さ。

 

50.ボクシングジム殴り込むヤバい奴

評価:2.0

一番絡まれたくない意味の「ヤバい奴」。ありそうだが、特に面白くはない。

 

51.万引きの注意、スタンガンな奴

評価:2.0

重い罪と軽い罰。もっとやっていい。

 

52.軽い知り合いに屁してるとこ見られる奴

評価:2.5

下痢者の放屁音。ミが出ていないか心配になる。

 

53.バンドやりたい!だけの奴

評価:1.5

グッダグダ。嫌いではないけども、ファンじゃなければポカンだろう。

バンドは昂ぶった時にしか始まらないんだろう。全てはタイミング。

 

54.ラグビー教える奴

評価:3.5

自分より上手な後輩。ちょっと切ない。

 

55.高校生なのに歌い方が40代の奴

評価:3.5

綺麗なオチ。カラオケって高校生のものだよね。

 

56.芸人なのに普通の青年の奴

評価:3.5

ピンクックのその後が気になるが、描いたら蛇足になってしまう。「芸人やのに普通の青年」の物語は終わったのだから。は?

 

57.大学の入学を辞めただけの奴

評価:3.0

何があったか知らないがプロフィール欄に「起業」と記すようになった高校時代の友人。悲劇の主人公である自覚はきっと持ち合わせていない。オチが付けばいいのだが。

 

58.夜中、学校に忍び込んで校歌を歌う奴

評価:3.0

なんとも微笑ましい。夜中の学校に忍び込む二人、応援したい。

 

59.ちゃう奴呼んでもた奴

評価:4.0

地獄。切ないコントラッシュの中でも光り輝く儚さ。家に帰った「ちゃう奴」、お母さんになんて説明するんだろう。こんなことがあってはならない。

 

60.ゲップを添えて驚く奴

評価:3.5

かなりの力技で進行するコント。切ないの終わったかな、と思ったけどまだだった。「胸いっぱいになってくる」。

 

61.エチュードに引く奴

評価:2.0

インパクト薄め。ちょっと下手な芝居打つ奴と、乗らないクサい奴。少しイライラした。

 

62.声細い奴と声太い奴

評価:3.5

声細い奴が口を開くだけで面白い。多様性の尊重は大事。

ジャルジャルの二人にも相当の疲れが見て取れる。お疲れ様です。

 

63.「しばくぞ」が口癖の奴

評価:1.0

悪いくどさ。これだけならもっと短くていい。

 

64.コントライブなのに漫才披露する奴

評価:3.5

優秀でメタい。ハイスピードってだけである程度の面白さは保証されるのかもしれない。

 

65.老人ホームでラップする奴

評価:3.5

老人ホームで「お前ら生きてんのか?」はロックンロールの魂を感じる。

 

66.角刈りのくせにクラスのメインになろうとする奴

評価:3.5

「角刈り」が理由で性格から行動に及ぶ全てを否定される男の哀しき物語。ただただ、哀しい。

 

67.万引き顔の一族な奴

評価:2.5

丸バツクイズで全問不正解になること、あるよね。本人達が焦ってオチを忘れたらしく、後半に奇妙な間が散見される。そんなこともあるよね。

 

68.南っていう奴

評価:4.0

聞き取れたり聞き取れなかったり。微笑ましい。最後怖いけど。フンニイイイ。

 

69.財布拾ってくれた御礼にパソコンあげる奴

評価:2.0

短いが、突拍子のなさもない。毒か薬を求めているから評価が低くなるのは仕方ない。箸休めのようなネタ。

 

70.手品成功してガッツポーズしまくる奴

評価:4.0

めちゃくちゃいい。ここまでいやらしさのないマジシャンが他にいるだろうか。応援したくなる。オチも古典的でよい。福徳が退場する際に後藤の後ろを通る部分など、細部にもこだわりが見えるネタ。一線級にはなり得ないが、ちょっと推したい。

 

71.アフリカの奥地から来た奴

評価:3.5

いい着眼点。文化だって細部に宿るのだ。換気扇がちょっとコワく感じてくるから不思議だ。異文化交流は簡単に価値観を変化させる。

 

72.第一声、間違えて、友達失う奴

評価:4.0

そもそもの会話のつまらなさがリアルで最高。「ミスは誰にでもある」から許せよ、じゃなくて、ちゃんと謝ることが大事。

 

73.ツッコミ下手な関東人な奴

評価:4.5

関東人が憎たらしくて最高。的を外した喩え話は枕カバーみたいでイライラしますよね。

 

74.悪気なく笑いとる奴

評価:2.5

生みの苦しみ。人のまわしで相撲を取る。いつも得をするのはちょっとズルい奴。強く生きよう。

 

75.司会者のくせにめっちゃ喋る奴

評価:3.5

自称「聞き上手」にありがち。黙っているよりタチが悪い。話が広がるかどうかは聞き手が口を開くかどうかではないのだな。

 

76.ハゲてもうてるけど、それをいじっていいかどうかわからん奴

評価:4.5

目つきが悪すぎる。他人に言われるのはちょっと嫌なんだろうな。表に出してくれる分まだいいと言えなくもない。

 

77.キャラ濃いくせに取材NGな奴
評価:2.0

リポーターが腹立ちますね。仕事の邪魔をしてはならない。万事事情があるだろうに、目立つためだと決めつけるのは傲慢が過ぎないだろうか、てへっ。

 

78.チャラ男番長って奴

評価:5.0

チャラ男系芸人で唯一面白いのがこの『チャラ男番長』。顔に悟りが見える。高速チャラ、天才。

 

79.珍しい形でファンに支持されてる歌手な奴
評価:4.0

媚びず依存せずの理想的関係性。貴方のやることに魅力を感じた人が集まったのだから、貴方のやりたいことをやってください。付いてくぜ。

 

80.最後にタップダンス踊る奴

評価:4.5

最後の10秒のためだけに存在する2分間。2時間観た映画で「ラストのそれがやりたかっただけだろ」なこともあるから、このペース配分は優秀。いいものを見た。

 

81.ヒント与えない奴

評価:3.0

クイズではなく嫌がらせ。最後まで付き合う後藤に幸あれ。

 

82.圧だけで相手に言わせる奴
評価:4.0

日本人の性格が表れたコント。まとわりつくような重苦しい空気が容易に想像できる。タバコ持ちすぎだろ。

 

83.声でっか、服小さっ!な奴

評価:2.0

短い!!!!!ありがとう!!!!!!でもこれはそんなに面白くない!!!!!

 

84.怒るよりも恥ずかしさが勝る奴

評価:4.5

畜生すぎる。俺なら泣いちゃうよこんなの。

 

85.密室ロング落語する奴

評価:3.5

懲役刑。相手を大御所俳優にすればキツめのドッキリとして使える。長すぎるネタに嫌気が差す後藤にシンパシー。幸いこちらの百八つは面白いのでよかった。

 

86.宇宙人と交信できたと思った奴

評価:0.5

オチが弱い。右から左に抜けて落ちていった。

 

87.「すいません、間違えました」と言ってるのに何回も入ってくる奴

評価:10.0

大傑作。繰り返す不条理は水面下で進行する得体の知れない恐ろしいものを意識させる。しかしそれらやタイトルは全てミスリード、真相は思わぬ場所に着地する。叙述トリックの魅力がふんだんに詰まったネタ。最高!!!!!

 

88.路上でイタズラする奴

評価:4.0

ヒドすぎる。

 

89.超能力あった奴

評価:3.5

パワハラ。からの逆襲。恐怖を感じた場面で発現した系ですね。

 

90.笛が落ちずにすんだ奴
評価:5.0

超面白い。

 

91.クリフハンガーっていうゲームやる奴

評価:3.5

掃除サボってやってようやく楽しいくらいのゲーム。依存度をあげればパチンコになる、本当?

 

92.本番だけ滑舌悪い奴

評価:3.0

以前より滑舌が改善して、代わりに時間と面白さが減少した。時間の都合で仕方がないのかも知れないが、なまじ面白いだけに勿体無い。

 

93.「風俗の待合室で会いましたよね」って言う奴

評価:3.5

スタンダードなコント。ゴリ押し感がジャルジャルらしくてよい。

 

94.カラオケで校歌を歌う奴

評価:3.0

ひと昔の高校生みたいで愛らしい。カラオケ、行くまでが大変。

 

95.小野寺へ謝罪する奴

評価:4.0

正統派が続く。小野寺と自分の国家。面接ネタは安定。

 

96.海よりのバックコーラスな奴

評価:4.0

発想が天才。後半の語りも蛇足だが好み。

 

97.久々に大人に怒られた奴
評価:2.0

効いてないアピール、もうちょいほしい。

 

98.大丈夫じゃないのに大丈夫ですって言う奴

評価:3.5

急にいい感じになった。これ遭遇したくないなー、誰も幸せにならない。

 

99.客にドリンクこぼした瞬間、店辞める奴

評価:3.0

対応が早い、悪い意味で。「こぼしたのはお前やろ」、その通り。

 

100.友達のこと信用してない奴

評価:4.0

めっちゃいい。信用してる・してないの話ではないムツカシイ問題をコントに。結構好き。

 

101.バイトの面接で「いい人そ〜」って言われる奴

評価:3.0

手のひら返し。表情の変化が細かくてよい。「デッカいだけの〜」を少し待っていた。やられた。

 

102.変な奴

評価:4.5

歌以外は正常なのが怖過ぎる。タイトル、全部そうだろ。

 

103.チャゲちゃう奴

評価:4.5

いいなこれ。変な単語でやるのがよい。

 

104.タメ口な奴

評価:5.0

これ大好き。綺麗に噛み合わない会話が耳にすんなりと入り込む新感覚。見ていて楽しいコント。

 

105.歌うんハズい奴

評価:4.0

かわいいコント。最後のはミス。

 

106.悪趣味な奴

評価:3.5

初見で爆笑したネタ。スッと冷える感じがたまらない。

 

107.上司の実家のインターホン押しただけの奴

評価:4.5

全てが集約された「きっしょ…」。完璧。

 

108.107本を通して感じたことをコントにする奴

評価:5.0

息切れの先には美声が待っているらしい。

 

労いだけください。

大悪性ロスタイム

もう5年くらい共に過ごしているカビゴンの腹を揉みしだくことで暇を潰している。カビゴンはおおらかなポケモンなので、人間がお腹を揉んでいてもそんなことは気にも留めず居眠りこいている。

中学生二年生の時にヨコハマのポケモンセンターからしょっ引いてきたコイツはクッションにしても良し、眺めても良しと、自慢の相棒である。

 

今の日常もカビゴンのお腹のようにのっぺりしている。大学の授業開始日程は2回ほど順延されたのち、皆科目おんらいん化の詔が発令された也。主軸を失った毎日はちょうどギリギリのコマのようで、要するに全くもって上手く回らない。生活を彩るべき趣味も少々食傷気味だ。濃度の問題。

 

音楽を聴く時間が増えた。普段の行動範囲外に手を出したかった。

中毒性のみで構成されたドラッグみたいな音楽を好んで聴いている。音楽というより「ミュージック」みたいなヤツをたっぷりと。「シャブみたいにキマる」とはこういうものを言うのだろう。家が狭いので遠くにトびたいのだ。

 

YouTubeでRTAの動画を見るのもいい。 リアルタイムアタック、要するにゲームのクリア時間を競うのだが、どの動画も「なんでそんなに急ぐのだろう」と思うほど忙しなくて笑ってしまう。駅のホームを疾駆するサラリーマンのようで、ずっと見ていられる。

 

 

今年の春はひときわ別れが目立つ。出会いの機会が失われたことも原因の一つだろう。

陰鬱な気分を晴らすべく近所の散歩に出かけた。玄関を出て30秒、向かいに住むヤマザキさんに話しかけられ、お隣のハルヤマさんのご主人が亡くなったことを知った。

ハルヤマさんは寒い冬の夜にも欠かさず庭でタバコを吸う人で、小さい時分の寝付けない夜は自室の窓からその様子をよく覗き見した。種子島出身の笑顔が優しい人で、ときたま珍しい魚や野菜を分けてくれた。夜とプレゼント、優しい笑顔と白いひげが相まって、今でもサンタクロースの顔イメージはハルヤマさんである。そうですか、亡くなられましたか。少し節をつけた「おはよう」の言い方が好きでした。

 

「俺くらいは気分が晴れる文章を書いてやる!」と思っていたのだがなんたる体たらくだろうか。まったく勘弁してほしい。

 

「死ねばいいのに」とタイトルをつけた記事がとても捗ってしまい危機感を覚えたので、最近はもっぱらフィルマークスを見ている。映画で繋がるこのSNSはただ眺めているだけでも面白く、フォローしている人たちが過去に書いたレビューもあらかた読んでしまった。誰かの書いたモノを読み飛ばさない人が多いので、自分の所属するサークルが大好きである。俺ももっと言葉を研がねば。

 

「うまく息が吸えない」とか言い出す前に筆を置きたい、いやしかし今しか書けないものがあればそれを大事にしたいのだが、まあいいや、ミュージックでトリップして愛すべき眠りにダイブしよう。

フォートロイヤルプレイヤー行動アンノウンバトル荒野ナイト

現代社会において広告を避けて生きることは不可能に近く、まさに今現在の世界は「大広告時代」と称しても過言ではない。これが事実であることは、子供のなりたい職業ランキング一位がYouTuberであることからも窺い知れる。

大手の広告は商品を買わせるために趣向を凝らしたものが多く、受け身で見てもそこそこ楽しめるものが多い。ドラマ仕立てのCMや、番組のちょい見せ。有名俳優を起用しシュールに特化した映像。

しかし、傍受しているだけの人をイライラさせる広告も多数存在する。わざととしか思えないほど下手なパズルゲームのプレイ広告や、肝心な部分のネタバレを多分に含んだ広告。ケータイの呼び出し音を使用したテレビCM。大嘘、虚偽欺瞞詭弁etc…。

もはや「逆に気になってくる」次元に達しているもの。そんなゲームを一つプレイする。

 

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『フォートバトル行動ナイト』。『行動』がミドルネームっぽい雰囲気を醸し出しており、奇妙な結束感で全体を中和している。

概要欄に「モバイル版が正式にIOSプラットフォームに搭載されました」とあるが、私の辞書に登録された「正式」と同じ意味合いと捉えていいのだろうか。

インストール、起動。

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どこかで見たことのあるロビー。先方次第では三次創作として許してやらんこともなかったが、今の時点で既に天秤はギルティが優勢。関係ないと思うが『限りなく透明に近いブルー』を思い出した。

 

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スタート。10秒ほど待たされたのち、飛行船っぽい乗り物で空へ。好きなときにダイブして、眼下に広がる大地で殺し合いをするらしい。初見だしなんの説明もないが、わかるだろ、という製作者の意図を感じる。ギルティ。

 

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右側に傾きそうな近未来感漂う乗り物で降下。降りるときに見た地形は見渡す限り真っ平らで、「荒野」を含めなかったことは評価したい。

 

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武器を漁りに家にお邪魔。しようとしたら入り口の階段に引っかかってしまった。キャラに比べて家がちょっとデカイ。この”ちょっと”にパチモンの所以を見た。

 

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こんな物騒なものが近所に落ちていたら嫌だなあ。

などと思いながら歩いていたら「爆撃を始める」「毒霧が襲う」とのアナウンスが。

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怖いし、もうちょっとアイテム集めるまで待ってほしい。

 

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スコープを手に入れたので高台から誰かを狙うことにする。スコープを覗いたはずなのにスコープ外の景色が見えてビックリした。敵を探しやすいので細かいことは言わない。いまだ誰とも遭遇せず少々不安だったので、人らしき何かが見えた時はかなり嬉しかった。

 

試しにスナイパーで狙撃。弾速はかなり速く、撃った直後に敵が倒れた。もういなくなっちゃったよ。反動も皆無。まあいいや。

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空を覆いつつある紫の膜(毒霧?)を眺めていたら殺された。

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2位だった。「おうながれいこ」に中の人がいることを願う。

 

『ソーセージレジェンド』!それはとても素敵なものです!あなたもプレイ!

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古今東西のソーセージの頂点を決めるゲームであり、独特な世界観がある。私の所持するソーセージを紹介しよう。

 

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マグロ:ライフ40 スピード100 パワー50

刺身は食品そのものを味わう料理であり、新鮮で味の良い旬の食品を用意することが重要である。

リーチが長くて使いやすい。マグロの切り身はソーセージ。

 

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ストーンスンデ:ライフ345 スピード100 パワー85

「はじめに大地の岩ありき。大地の岩とスンデは共にあり、岩はスンデであった」ある予言書より。

数少ないレジェンド・ソーセージの一本であり、序盤に入手した私の相”棒”(激ウマギャグ)。その高すぎるライフで数多のソーセージを共に屠った。

スンデの強さを見せてやろう。

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????????????

 

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今週のお題「オンライン」

アマプラ映画のすヽめ

暇つぶしではなく、寿命を1~2時間削る価値のある映画のみを挙げる。

人にオススメの映画を聞かれる度に「お前専用・絶対に好きなリスト」と「全人類の脳髄を余すことなく揺さぶる映画集」のどちらを勧めるべきか頭を悩ませる。

これは後者である。全てアマゾンプライムで気軽に手を出せる、かつ面白い。

 

 

『パニックマーケット』

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上映時間:89分

大洪水によって水没したスーパーマーケット。そこに取り残された老若男女15名ほど。力を合わせて脱出しようとする彼らの前に立ち塞がるは、水に満ちた店内を自在に泳ぐ巨大なサメ。

B級映画のような設定やタイトルだが、その実めちゃくちゃ練られたとても良質なパニック・ホラー映画。スーパーマーケットの商品を組み合わせてサメと戦う武器を作成したり、自分たちの中に殺人犯がいるかもしれない疑心暗鬼に陥ったり。

水とサメを使ってスーパーという日常的な空間を恐怖の舞台に仕立て上げる技巧に舌を巻く。

予算も潤沢で登場するサメもリアルで恐ろしい。彼らと同じタイミングで息を止め、唾を飲む。没入感において他のどの作品にも引けを取らない作品。たまらなく面白い。

 

『MIB』

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 上映時間:97分

黒スーツに身を包んだ秘密結社MIB。彼らの仕事は「地球上のエイリアンの監視」。

主演はBOSS缶コーヒーのCM『宇宙人ジョーンズ』でお馴染みトミー・リー・ジョーンズと、アクションコメディなんでもこなす最強俳優ウィル・スミスのコンビ。

今、あなたの隣にいる人がエイリアンではない確固たる証拠がどこにあるのだろう。自分の記憶が第三者にすり替えられたものではないと言い切れるだろうか。

「1500年前、地球は宇宙の真ん中だった。500年前まで地球は平ら。15分前までお前は地球上には人類だけだと思っていた。常識なんて儚いものさ」

 

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

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上映時間:116分

一応、ここに記す。あくまで前提の作品なので、人類の。

この映画を見たことない人間がこの世に存在するとしたら、その人は余程の映画嫌悪主義か偏屈者であり、等しくバカである。

「いつか見る」いつかっていつだよ何分後?オススメ聞いたのお前だろうが。嬉しかったからかなり頭絞って何作か見返したりして考えたのになー。なんで一年経っても見てくれないのさー見たくないならそう言ってよ勘違いするし。「お前ってほんと他人を信用しないよなw」、それはそうだろ。

見たことないよって人〜?こんな駄文今すぐ閉じて観ろ。

 

『LEON』

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上映時間:133分

殺し屋と少女の共同生活。

緩急が素晴らしい。1秒先には崩壊しそうな静と、怒涛のラッシュで押し寄せる動。役者たちの怪演。自分の心音をうるさく感じる映画。

少女を演じるは若かりしナタリー・ポートマン。世界中遍く全ての女性をオーディションにかけてこの役は選ばれたのだろう。そうとしか思えないほどの怪演。

殺し屋、ジャン・レノ。日本のCMではドラえもん役としてお馴染みである。彼の本気、マジで凄いぞ。

名作と呼ばれる映画はどうにもお高くとまったイメージがあるやもしれぬ。しかし、くだらない尻込みをして、この作品とすれ違ってしまうことは不幸だと考える。名作にはそうと呼ばれるだけの理由があるので、『LEON』、見よう。超面白い。

 

『シン・ゴジラ』

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上映時間:119分

正体不明の大怪獣が日本に襲来。我らの明日は、どこだ。

監督はアニメ『エヴァンゲリオン』の人。それゆえ巨大なオブジェクトの見せ方が巧い。「かーっ!わかってますねえ!」って言いたい。

未曾有の大災害に襲われたら日本って本当にこんな感じになるんだろうな、と思って視聴すると少々風刺がスパイシーでいいかもしれない。

重火器の音もたまらん。戦車無人機在来線爆弾!!最高!!!

また、非常に情報量の多い作品であり、視聴するたびに新しい発見がある。劇場で二回観た映画はこれが初めて。

 

『アイアンマン』

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上映時間:125分

自分の開発した兵器は平和を破壊することを知ったスターク氏。平和を守るべく、鋼鉄に身を包んだ最強ヒーロー「アイアンマン」が誕生した。

広大なマーベルユニバースの一端。どれか一つを見るなら、このアイアンマンはもっとも適した作品だろう。

「正義とは」「愛か友情か」のようなテーマが問われがちなマーベル作品は評価が分かれやすい。私もあまり好きではないヒーローが何人かいる。

しかしアイアンマンに限って言えば、彼のことが嫌いな人間はこの世に存在しない。それほど、この『アイアンマン』シリーズは魅力に満ちている。

どれから見ればいいかわからない!という人には、本当は「全部見ろ」と言いたい。それでも一つのみ挙げるならば、断腸の思いで、そして絶対の自信を持って、私はこの『アイアンマン』を勧める。是非に。

 

『きっとうまくいく』

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上映時間:170分

インドの理系大学生3人。個性あふれる陽気な彼らの珍道中。

インド映画の特徴に「めちゃくちゃ踊る」というものがあり、この映画も例外ではない。シャワーの水詰まりが原因で踊り出す。超楽しい。

『三バカに乾杯!』というタイトルで日本に上陸した本作は愉快痛快な物語であるが、その実インドの抱える「若者の自殺率」や「高度な学歴社会」といった諸問題を描写した作品でもある。涙を浮かべて笑える映画だが、ところどころ見え隠れするそれらの要素にうなずいたり首を傾げてもいいかもしれない。人生、素晴らしいかもしれない。

 

 

本当に面白い作品のみを厳選した。気分はさながら殺人者。どれか一つでもお手にとっていただければ恐悦至極でございます。よき出会いを。

最近作ったもの

料理が好きだ。材料を組み合わせて様々な過程を踏んで全く別のものに変化させる。ドラクエをやった時も錬金釜と話して過ごした。

大学生の春休みというのは長いばかりで密度に欠ける。なんとも大味なものになりがちらしい。車さえあれば暇など感じないのだが、とうとう外出すら禁じられた、それも国に。セカイ系主人公になりきることにも飽きた。唾棄すべき暇を、時間を重ねる楽しさに変換せねばならぬ。なにかしよう。料理をしよう。

投げやりな恋のように不遜な付き合い方だが、食事は本来メンドクサイ生理現象なのだ。「食の喜び=生の喜び」と直結出来ない私のような人間は、いつかゾンビを理想像に据えるやもしれぬ。「お昼ご飯スムージーだけ〜」等とのたまう女郎は注意されたし。

ノイジーな文章を書くのも飽きた。暇なのだ。

 

角煮

材料:豚バラ肉 紹興酒 醤油 ザラメ ネギの青い部分 チンゲンサイ

1. お湯を沸かして、ネギの青い部分と豚バラ肉を放り込む。1時間くらい煮る。肉の臭みを飛ばす。

2. 焦がしたザラメ、紹興酒、醤油を鍋で混ぜ合わせる。お湯を加えて煮汁完成。一口大にカットしたバラ肉を放り込んで2時間ほどトロ火で煮込む。最初はアクが出るので、テキトーに鍋と向き合う。

3. チンゲンサイとか茹でる。角煮は味が濃いので、さっぱりシャキシャキとした食感が残るように煮ると付け合わせとして至上のたべものとなる。

4. 火力を最大にして煮詰める。これをすると、ブタの脂身に煮汁が染み込んでドロドロになって旨くなる。脂身の色が変わってきたら完成。盛り付ける。

5. トロトロでうんまい。「紹興酒、19歳なのに買えてしまった」などと思いながら米と角煮を掻き込む。うまいね。

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煮卵

材料:卵 角煮の煮汁の残り

1. 冷蔵庫から取り出した卵を沸騰したお湯で7分茹でる。

2. 冷水に当てながら殻を剥き、表面の油を取り除いてタッパーに移した角煮の煮汁に浸す。キッチンペーパーを被せて、その上から液をかけてやると味の染み込みが格段に変わる。

3. 冷蔵庫に入れて1日くらい放置。

4. 米に合う。トロトロでうまい。角煮、作り得。

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プリン

材料:卵 牛乳 ザラメ 

1. ザラメをフライパンで焦がす。苦いカラメルが好きなので、結構ちゃんと焦した。
2. 溶き卵に鍋であっためた牛乳を注ぎ、静かに混ぜる。ザルで濾したら、カラメルを床に敷いた容器に注ぐ。
3. アルミホイルで容器にフタをする。鍋に敷き詰め、フチまで水を注ぐ。沸騰したら、5分ほどそのまま弱火で。火を止めたら5分ほど待って、鍋から出してやる。粗熱取れたら冷蔵庫にイン。

4. 見た目ちょっとアレだけど、カラメルほろ苦くてプリン本体は甘さ控えめかつトロトロでマジで美味かった。

f:id:Miyabi717:20200329101636j:image タマゴも転がらない。そう、Macならね。

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具がゼロのパスタ

材料:5人前100円くらいのフェットチーネ めっちゃ入ってて200円くらいのパスタソース

1. パスタを茹でる。イマジナリー村上春樹と対話をしながら、パスタが放射状に広がるように願う。幸いにもそれは成功した。塩を入れること、茹で始めにキチンと麺を掻き回すこと。忘れずにやり遂げる。

2. ザルから変な匂いがしたので、大きな平皿で無理やり湯切る。一泊1000円の宿の共用キッチンなら、こんなもんだ。

3. うまい、それもかなりね。f:id:Miyabi717:20200329101718j:image

 

コンビニコーヒー

材料:100円

1. 店員に100円玉を手渡し、カップをもらう。1時間を払って1000円を手に入れる彼の瞳は濁っていた。ホワイトカラー信仰の末路。

2. マシンにカップをセットし、満たされるのを待つ。去り際にthank you!と言う分、近所のドトールの店員より愛想がいい。

とかキモいこと考えてたら蓋がなかった。そんなことある?

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謎の本棚

材料:木

1. 本が溢れかえったので、Amazonで見つけた手頃な値段の面白い本棚を購入。レビューにあった通り梱包がマジで汚い。軽く拭きながら組み立てていく。こういうの大好きだ。

2. 30分ほどで組み上がる。本の大きさを気にせずドサドサと積めるのは便利。縦に長いのでスペースも取らず、満足。

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この材料残ってるし、次は何を作ろうかなと繋いでいく。この世の真理はマジカルバナナ。

今のうちに 最終日

目を覚ましたのは朝の六時半で、ほっと胸を撫で下ろす。昨晩はお酒を飲んですぐに眠ってしまった。一度も目覚めることのない深い眠りで、遅くも早くもない時刻に目を覚ます。パーフェクトな睡眠。

シャワーを浴びる。朝ご飯を食べる。荷物をまとめる。ベッドに寝転ぶ。

一週間お世話になった宿を引き払う。同室の白人は朝が早く、結局別れの言葉は告げられなかった。一度も会話はしなかったが、物静かでイビキもかかない彼に一言お礼が言いたかったのだが。

20キロのバックパックを背負って街を歩く。特に今更見るものもない。両肩の悲鳴が聞こえる前に、空港行きのバスに乗り込む。

航空会社の自動チェックイン機はまたしてもエラーを吐き出した。原因は不明で、その後問題なくチェックイン。最後までコイツとは相性が悪いままだった。

 

全てが終わってから改めて一ヶ月をまとめることはないので、道の上に居る今のうちに後ろを軽く振り返る。

クライストチャーチ。最初にして最長期間の滞在。一泊千円の宿に泊まり、毎日図書館に通い詰めた。

ただ、呼吸のみを生業として過ごした。

テカポ。絶景。全日トレッキングに赴き、毎夜宇宙を覗き込んだ。名も知らぬ人間と語り合った。過ごした時間は短いが、それゆえに記憶は濃密だ。

クイーンズタウン。活気と音楽に溢れる文化の港町。どこを歩いてもギターの音色が絶えなかった。桟橋で聴いた曲が耳から離れず、iTunes Storeで購入してしまった。聴くたびに思い出したい。

オークランド。無色。タバコの匂いとホームレスが立てる小銭の音が充満していた。青信号で即座にアクセルを踏まない先頭車には、すぐにクラクションが浴びせられた。近代化はいくつかの豊かさを奪うのだろう。クソみてえな街だった。

 

シドニーで三時間のトランジットを終えたら、日本の美味しいご飯はもう目と鼻のちょっと先だ。浴槽には新しいお湯を張って欲しい旨を先ほど家族にLINEした。

かれこれ一ヶ月近く旅をしていたのだが、特に不安を感じる場面はなかった。どこにいても携帯の電波は通じたし、気が向けば連絡を取ることもできた。肉体だけが遠い異国の地にあって、それ以外の全ては日本に居るのとあまり変わらない、奇妙な感覚に何度も落ちた。負けたくなかったので、ほとんど機内モードにしていた。お陰様で12GB/30日の海外対応simカードは、1/12の役目も果たせなかった。ざまあみろ。

いつか、命綱を外したい時が来ると思うので、運を磨いて日々を過ごすつもりである。

いい旅であった。

酔っ払って書いた記事 27日目

行動時間は今日が最後。明くる日私は昼過ぎに空港に向かい、シドニーで3時間のトランジットを終えたのち日本へ帰る。到着予定時刻は朝の五時。嫌な顔一つせずに迎えに来てくれる小学校からの親友を誇りに思う。でもまだ貴方へのお土産買ってないごめん。

深夜の一時に目が覚めたのには理由があって、昨晩床に就く前にキッチンのご自由にお持ちくださいコーナーで見つけたココアが全ての始まりであった。これ飲んで寝よーと思いましてね、ちょっと濃いめに作ったんですよ。コーヒーだったの。ココアパウダーの容器にコーヒー入ってた。馬鹿野郎。

夜十一時くらいに入眠したのだけれど一時に目が覚めた。汗かくわなんやらでそこから一睡もできず、仕方なく昼過ぎに宿から這い出した。

頼まれていたラグビーグッズを公式店で買った。そのあと何の気なしに立ち寄ったお土産物屋さんで同じものが三分の一の値段で売られてて馬鹿野郎とおもった。

スーパーで野菜を買った。緑の野菜が圧倒的に足りていない。二週間くらい緑の野菜食べてなかった。これで体の調子が整わないかしら。

宿の近くにあったお土産物屋さんに入ったら、ドアくぐった瞬間に店員さんが「お探しのものは?」って聞いてきたからないですよーって言ったら「コロナウイルスから身を守るため、用事が済んだら出て行って欲しい」と言われたのではぁさいですかと言ってそのまま踵を返して店を出た。店閉じとけバーカ。

酒を買った。酒屋の店主はラテン系のおっちゃんで、パスポートの写真と俺の顔見比べて「ほんとにこれお前か〜?」って言ってきた。「俺!ほら!」とか言って眼鏡を外してキメ顔した。楽しかった。大好物のシードル。宿に戻ってシャワーを浴びて、身体に流し込む。うめえ〜。

めっちゃ酔った。一人ということもあってペースが早かったのかも。今何か書いたら面白いかなーと思ってキーボードを乱打しているのだけど、予想外れたくさいなこれ。

荷造りしよう。

<追記>

鼻唄歌って荷造りしてたら相部屋の外国人イケメンが入ってきて無言で出て行って酔いが覚めた。

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